チネイザンって、受け手さんが目指すところや価値観によって施術後の感覚が全く変わってきます。
身体にフォーカスしている場合はおなかが軽くなった、ぽかぽかする、むくみが取れた、などといった身体の変化を感じるし、
呼吸にフォーカスしている場合は呼吸が深くなった、楽になったといった変化を感じるし、
こころにフォーカスしている場合は穏やかになれた、求めていることの答えが分かった、などといったこころの変化を感じていらっしゃいます。
施術中もお疲れが溜まっていらっしゃる場合は完全に眠りに堕ちていて、ノンレム睡眠までたどり着く方もいらっしゃいます。
感覚を味わうべく覚醒していらっしゃる方も、どこかしらあっちに意識が行っている場合も多く見受けられます。
すなわちシータ波の世界ですね。
これらはどれがいいとか、優れているということではなくて、それだけ多くの可能性を秘めているということです。
チネイザンをメンテナンスとして取り入れていらっしゃるお客さまが3か月ぶりに施術に来られました。
心も身体もどっぷりとお疲れが溜まっていて、施術中・後と終始どよんとしておられ、翌日は動けないほど疲れが出て行ってくれたようでした。
一度がっつり出しながら、間を空けずに続けて受けるというのはやはりおすすめで、1週間後に再来されました。
毎回おもしろいフィードバックをくださるのでわたしもとても楽しみにしているのですが、なんと今回は「色が見えた」ということでした。
わたしが触れる場所によって目の前の色が変わっていくそうで、その様子をイラストにしてくださいました。
チャクラの色なのか? 臓器の色なのか?
真実はわかりませんが、そこから何をどう解釈していくか、で次のステップに進むことができます。
またこのお客さまのチネイザン瞑想(とわたしは呼んでいます)のガイド役は「おじいさん」。
何か迷いがある時にはチネイザンを受けることで体の中から出てくる答えを探していらっしゃり、毎回「おじいさん」が言葉や態度でヒントを出してくださるのだそう。
「なんでもっと早く来んじゃったのか!!」と言われたり、顔さえ見せてくれない時もあって。
前回がっつり疲れを出して挑んだ今回は、そのお顔を見せてくださり、ニカッと笑って立ち去られたのだそう。
その笑顔が意味深で、逆に気になるところではありますが、悪いことではなさそうなのでわたしも安心しました。
チネイザンの愉しみ方って、本当にいろいろあるんだなぁと思います。
あなたにとってしっくりくる受け方を探してみるのもおすすめです。