先日、人生初・四国上陸、高知に伺いました。その理由は、昨秋に主催させていただいた水江卓也さんの講演会から、とある奇跡が起こったことに始まります。
福岡講演会に、半ば強引に連れて来られたという高知のお二人。その講演会を聞いて、「まだ諦められない!」と、抱いた夢にもう一度チャレンジすることを決めました。
その方々は高知ユナイテッドSCのオーナーである宮地貴嗣さん。そして畠中淳子さん。
プロスポーツチームがない高知の歴史を変えたい、高知の子供たちに夢を、地域の活性化を、と必死に活動されている方でした。
このままでは終われない。
翌々日に行われた大分セミナーにも足を運び、その熱い思いを語ってくださり、参加者全員の前で「絶対に諦めない」とコミットされました。
直後、JFL昇格をかけた試合の直前に水江卓也さんをチームに招きメンタルコーチングを行いました。
その1回のコーチングの後、たくさんの奇跡の中で6年越し、悲願のJFLを見事に成し遂げたのです。
なぜ、成し得たのか。
それは諦めなかったこと。そしてチャンスを掴んだことです。
今回の高知講演会は阪神淡路大震災からちょうど四半世紀という節目の日である1月17日。
過去最高の熱い話を、心動かされる話を高知の人に、そして一人でも多くの人に聞いて欲しい。その一心で開催されました。
水江さんのお話の中でも、このご縁があって参加した私には、「チャンスは自分のタイミングではやってこない」という話が特に印象に残りました。
自分一人でステージを上げていくことは不可能です。応援してくれる人、批判してくれる人、仲間の存在。成長するにはその全てが不可欠です。
チャンスは、その自分を変えてくれる、引き上げてくれる人のタイミングや波に乗っかれるかどうかで、掴めるのか掴めないのかが変わってくる。
頭ではわかる。でも自分が成長するための、想定外・未知の世界への扉を誰かが準備してくれた時に、何の躊躇なく扉を開けられるかどうか。
宮さんと、じゅんじゅんさんは見事にこのチャンスを掴むことができ、新たなステージへと上がることができたのです。
「この身体に与えて頂いている命をどう輝かせるのか、気づき考える時間になった」
講演後、淳子さんはこうおっしゃっていました。
せっかくの命をどう生かすかは自分次第です。
さて、あなたはどうしますか?