知らんがな

【 知らんがな 】

その一言で済ませられることの多さに
笑いが止まらないのである

無知に罪悪感を感じたり
自己犠牲を払って偽善をやったり
めんどくさくて言葉を飲み込んだり

デキる人だと思われたいとか
頼りにされたいとか
完全でいたいとか

そんなことのために
随分と自分を蔑ろにしてきたなぁ

そもそも自分が望むことを
自覚できているってのが大前提だけど

結果的に
人に判断を委ねる=責任転嫁してることって多い

その多さに気づくと
恥ずかしくてたまらんくなるのだけど

まぁそれはそれでいいではないか

少なくとも誰かを傷つけて
自分が嫌な思いをするよりマシだもん

傷つけることが嫌なのではなく
そこに生じる気まずさを感じてしまうのが嫌なのだけど

要するに単なる偽善者でしかないし
全部が自己満足でしかない

人間そんなきれいなもんじゃない
無駄なことをやっている手間隙が惜しい

「で、わたしはどうしたいの?」
だけが大切なのである

そこに「あなた」は要らないのである

そんなあなたにわたしが出過ぎると
人の機会を奪ってしまう

結局は「知らんがな」なのである

ダメ男、ダメ女を
製造してはいけないのである

みんな自分の足で立てばいいし
その努力をした上で
みんな自分の好きにすればいい

だから人間は美しいのだと思うのである

というお彼岸の日のぼた餅@資さんうどん
so so sweetっす