《ひどい生理痛にどう対応するといいのか?》
生理はプチ妊娠&プチ出産。
本物の出産は全治1ヵ月の大きな交通事故と同じくらいのダメージがあると言われています。
生理は「子宮内膜が出血をともなってはがれ落ち、体外へ排出される」現象です。
生理前には体内のメカニズムとして妊娠に向けて総力挙げての準備が始まり、受精が成立しないと排出されます。
1周期の経血量は50~120mLと言われていて、つまり子宮の内側は結構な出血をともなうケガをした状態と同じです。
ということで、生理中は安静にするのが一番です。
思い切って仕事を休む勇気を持つことも大切です。
そして痛みや違和感、冷えがある場合にはその主張を聞いてあげましょう。お子さんがぐずって駄々をこねているのと同じだとイメージしていただくといいかと思います。
我慢しすぎていないか、頑張りすぎていないか、未消化な感情はないか、本当にこれでいいのか。
温かくしてゆったりと休みながら、言い分を聞いてあげてくださいね。
その他の具体的な過ごし方としてざっとご紹介すると、
- 人混みを避けて静かに過ごす
- 身体や子宮を温める
- 冷やさない
- マッサージなどの意外と身体に負担がかかることはやらない
- 消化に良いものを食べる
- 子宮に意識を向けた呼吸法をやる
などです。
どうぞ素敵な生理ライフをお過ごしください。