息をすることは生きていくこと

【 息をすることは生きること 】

感情を飲み込むクセがあるよね

と言われたのは
千原 梨紗さんのボイストレーニングの時

ここぞという大切なところで
表現するのを喉で留めているのだと・・・

どきっとしました

確かにどんな診断ツールでも
そう規定されているし

思い当たる節は
往々にしてある

ボイトレの深さと可能性に
毎回驚かされるばかりです

 
 
さてそんなボイトレの中で
『骨盤で呼吸をする』ことを知りまして

どうもその方法は
「IAP呼吸」というらしい、と教わりました

腹式呼吸ではなく「腹圧呼吸」

実はこれ、スタンフォード大学の
トップアスリートが実践していて

・身体の軸が安定し姿勢が良くなる
・自律神経の働きが整う
・疲労予防になる

という研究結果も出ているものです

呼吸「だけ」で
心身の状態を変えることができるわけです

本当にすごすぎる

 
 
誰から教わったわけでもないけど
呼吸って、できちゃってる

生まれた瞬間からやっていたし
今のところ空気は無料だし

でもその質は?というと
使えていない人が圧倒的に多いです

気づくと浅い呼吸しかできなかったり
呼吸筋ががちがちだったりします

呼吸の大切なポイントは

おなか、胸、肩の動きや
吸う息、吐く息の長さや割合

これはYOGAでもお伝えしてきたこと
それがさらに「声」というツールを加えると

『エネルギーを表現すること』
につながります

 
 
この世の絶対的な真実は
1つしかないとわたしは思っています

それは

「肉体を持って生まれ
 呼吸をし
 必ず死んでいく」

ということ

人間は一生のうち
6〜7億回の呼吸をしている言われます

また、呼吸の数と寿命は
相関していると言われます

そして心の状態と呼吸の状態は
完全にリンクしています

生きて死ぬまでの呼吸を
いかにていねいにやっていくかは

いかにていねいに生きていくかに
必ずつながっていきます

エネルギーとは
わたしたちの存在そのもの

YOGAとして自身を巡らせることから
ボイトレとしてコミュニケーションに昇華させる

これからのあれこれが
楽しみで仕方ありません