【 ストレスが溜まると免疫力が下がる件について 】
私たちには外敵から身体を守るための免疫という機能があります。
この免疫の主役は白血球。白血球にも種類があって代表的2トップが
・交感神経支配の顆粒球
・副交感神経支配のリンパ球
です。
顆粒球は主に細菌感染時に力を発揮し、その死骸が膿みとして排出されます。
ではリンパ球はというとウィルス侵入時に力を発揮するもの。
ウィルスは細胞内に入り込み寄生し増殖していきます。
この時にウィルス感染細胞を直接攻撃する細胞性免疫と、抗体を作って次の感染に備える体液性免疫の複雑なコンビネーションで身体を守っているわけです。
お伝えしたいのはこういったメカニズムではないのでお話を進めます。
免疫力は上げればいいってものではありません。
冒頭でお示ししたように自律神経支配下にありますので、やはりバランスを整えることが大切です。
そもそも白血球ってどこで作られるのかと言うと骨髄ですね、骨の中。
日中は身体を支える役割を果たしていますが、重力から解放された状態になると血液細胞を造る働きを始めます。
白血球も然り。
免疫力は夜間しっかり睡眠を取るからバランスが取れるようになるというわけです。
さらには22時~23時には就寝すると身体の潤いを養うこともできます。
免疫が働く前に、私たちの身体には皮膚や粘液で病原体を防ぐ機能が備わっています。
潤っていないということは外敵をウェルカムしているようなもの。
だからしっかり潤いが欲しいところです。
そしてもう一つ。
交感神経が優位になるとリンパ球は