チネイザンは何の役に立つのか?

変わりたい!!と思って参加した とあるWSで感情を解放させるマッサージに出会いました。デモンストレーションで受け手になった参加者が泣き喚いた後ですっきりと、そしてキラキラと輝く姿を目の当たりにしました。

当時の私は吐いても吐いても吐き尽くせないほど愚痴にまみれている状態で、何をどうしたら幸せになれるのだろうともがいている最中でした。

だから身体に触れることによってもたらされる人間力治癒の可能性に心を奪われました。そしてそこからチネイザンという施術の存在を知ることになりました。

長年勤めた職場を出て転職するきっかけとなったのはユーファイという産後ケアに出会ったことではあったのですが、チネイザンに出会った衝撃はユーファイとのそれを上回っていました。

お腹に触れられるって単純に気持ちいい。元々マッサージ好きだったけどお腹の気持ち良さは完全にノーマークでした。というかお腹に触れてくれる施術はほぼほぼないからその心地よさを知らずにいきてきました。

そこに理論を足すのであれば、生命を営む「現場」は内臓であり、そこを癒さずして健康も何もないわけです。

24時間365日、愚痴もこぼさず働き続けているのは胴体にある臓器さんたちであり、そのケアというと慰労であり罪滅ぼしであり…という点。

そしてチネイザンの醍醐味でもある感情の解放。これは決して世に言うスピリチュアル的なものではなく古代中国 道教の修行僧が実践していた気功療法です。

東洋医学では物質やエネルギーの未消化物は内臓やその経絡に蓄積し症状を起こすとしているため 健康実現のためにお腹へアプローチすることは当然のことだと考えられます。

つまりお腹のケアをすることは身体のみならず心の病気も緩和してくれたり予防してくれるということなのです。

また潜在意識の分野においても負の感情・思考(マイナスの、ネガテイブの、など呼び方はいろいろあるけど)を取り除いてから正のそれを入れてあげることが本来のポジティブ思考と言われるのだと言います。

実はこの潜在意識も東洋医学では内臓にあると考えられていて、この点においてもお腹へのアプローチが有効だと考えられます。

まぁ、いろんな切り口はありますしいろんな価値感があるので結局何でもいいんですけど、身体の機能、ストレスマネージメント、そしてその過程を確実に体感できるという観点において総合的にこれほどダイナミックな施術は珍しいのではないかとやはり思うのです。