不器用な自分を大切にしよう

病院に勤めていた時
なまいきながら思ったことがある

なるべくしてなった天職のような医師と
自己成長としてならされている医師がいる、と

今になって考えると
医師だけに限らずすべての人に共通するのだと感じる

そしてどちらが良い、悪いではないし

うまくいくことが正解ではないし
うまくいかないことが無能なわけではない

個人的な話でいえば
わたしは『願えば環境が整ってスムーズに進む』タイプではない

さっきの例えでいう
なるべくして、という感じではない

何かやりたいことが見つかったら
随分と悶絶しながら対峙することになる

チネイザンに出会ってまもなく10年になるが
当然ながらいまだにわからないことだらけだ

チネイザンとは?を端的に説明することができないし
施術だって何が正解だったのかわからない

また起業家として考えるなら
今の価値観からすれば失敗者に入るのだろう

でも、である

だからこそ目の前のひとものことに対峙してきたし
その分、このガジュマルの横のように根も幹も枝葉も広げていくことができる

今はまだ陽の目を浴びていない同じタイプの人にも
あきらめずに粛々と耐えてほしいと思う

それをやったことがある人にしかわからない
飄々とやってのける人には絶対に理解することができない

とてつもなく大きな価値が私たちの中には必ずあるし
それを誇りに思える日が必ず来る

だから、一緒に頑張りましょ