いのちに思う

西洋医学では
お父さんのDNAとお母さんのDNAが
合わさって私になる

中医学では
お父さんの精とお母さんの精が
合わさって私になる

といわれている

※精とは生命エネルギーの基本となるもの

bloomioの大きなテーマのひとつは
『 spiritual health 』

昨今流行りの
自分を大切にするとか
自己肯定感を上げるとか

そういうのはぜんぶここで
『自己存在にOK出せてるか?』
というところ

生まれてきてよかったという基盤は
人生の質を大きく変えてくれる

とはいえ生きていく過程で
親のこと、家族のこと
必ずいろんな思いが生まれる

その存在のありがたさなんて
素直に認められないこともあるし
失った時にしか気づけないことだってある

それでもDNAやら精やらが
新たな生命体を生み出す作用があったからこそ
今の自分が存在する

少なくともこのルーツの事実確認や
腑に落ちる経験を重ねながら
存在へのOKは自分の一部となるのだ

わたしは無意識のうちに
人生の大半を亡きものにしてきた

今は意思疎通もできない父を見ながら
娘のそんな気持ちを知ったら
どう感じるのだろうかと思った

自分の人生を否定するということは
父や、母や、大切にしてくれた人たちみんなの
人生をも否定することにつながるのだ

あーなるほどなぁと思いながら
自分を大切にすることの意味が
深く大きくなった気がした

親は偉大だ
全身全霊、身をもって
生きていくことの大切さを示してくれる

絶対に越えられない存在であると同時に
自分の中にもそのspiritは生き続け
何かしらの形で伝え続けることができる

わたしには直接伝えられる子はいないけど
だからこそボディワークという形で
たくさんの人たちに届けていきたいと思う

そんなことの日の尊い思い出の写真と
80歳を超えて焼肉デビューした母との思い出