『手』についての考察

手には施術者の意図や在り方が顕著に現れます

特にチネイザンはおなかがメインでくすぐったがりさんが多い場所でもあります

施術者養成講座の中では手技うんぬんと共に、くすぐったさを感じさせないような意識の使い方を、しつこいくらいにお伝えしています

細かくいえばいろいろありますが最終的にはその手に何を宿すか?なのです

わかりやすいなと思ったシチュエーションとして『手技と手技のつなぎ』という概念

それは本当に手技の間につなぐものなのか?
触れるという行為の一連の動きなのか?
その時意識はどこにあって何を意図しているのか?

そして『何に触れているのか?』という意識によってクライアントさんの感じ方はまったく変わってきます

世の中に施術がうまい人やセルフプロデュースがうまい人はたくさんいます

でも手技がうまいのと、心身が変化するという現象が起こるのは別物です

逆にセラピストじゃない人でも、何気に触れられたその手に癒されることもありますし

その人にしか引き出せないエネルギー体としての反応もあります

そんなこんなで結局のところ、非言語領域をいかに使うかという話になってきます

じゃあその非言語領域をいかに鍛えるかはどれだけ自分自身と向き合っているのか?

そこに尽きると思います

ちなみにbloomioの施術では、「おなかはくすぐったくて無理かも…」とおっしゃる方でも、問題なくゆるんでいただいております

どうぞ安心してお越しいただけたらと思います