チネイザン(氣内臓)
for body 120分 20,000円
for mind & deep relax 150分 23,000円
施術時間と施術内容につきましては、こちらをご覧ください。
感情を解放するおなかのマッサージ。内臓に溜まった心の疲れや余分や感情、未消化の感情をデトックスし内臓機能をアップさせます。ストレス、便秘、腰痛・肩こりでお悩みの方へ。
タイ古式マッサージで身体の緊張をゆるめ、エネルギーの通り道を開きます。オイルを使っておなか全体をやわらかくし、さらに各臓器にアプローチしてじっくりとおなかをゆるめながら内臓を元の位置に戻します。
お腹に触れる特殊な施術のため以下に該当する場合は施術ができません。
◎ ガン、腹部の皮膚病、体幹部の骨折
◎ ペースメーカー使用中
◎ 心臓病、高血圧、糖尿病
◎ 動脈瘤、静脈瘤あり
◎ 腹部手術後1年以内
◎ 妊婦またはその可能性がある、IUD使用中、生理中(鮮血出血時のみ)
◎ 発熱中
チネイザンは5回以上続けてお受けいただくことをおすすめしています。
その理由として、長年触れずにいたおなかはほとんどの方が当初お腹が硬い状態です。初回では表面をほぐすだけで終わることが多く、実際に内臓までアプローチできるのが4~5回目以降の場合がほとんどです。
また、受け慣れてくることで心身内部で生じる感覚への感度が上がり、瞑想状態に入りやすくなります。この後も定期的に施術を行うことで、チネイザンの本質をより受け取ることができるでしょう。
チネイザンとは
古代中国・道教のタオイストが行っていた気功療法の一つに、タイ生まれの中国人・謝明徳老師により西洋医学等の要素を加え体系立てられたものが現在のチネイザンです。
内臓を直接マッサージして体内システム、感情システムを活性化し強化かつ解毒する最も総合的な方法と言われ、体の中に眠る無限の治癒能力を使って自己治癒に導くことを目的とします。
実際には タイ古式マッサージとお腹のオイルマッサージを行います。施術中は 気持ちいいなぁ、痛いなぁ、といったご自分に起こる感覚を観察していただきます。
チネイザンの哲学
タオイストの修行により内臓は五行と密接につながり、小宇宙である人間と大宇宙とをつなぐ機能を持つこと。さらに 病気の原因は臓器の機能障害とお腹の滞りであることが発見されました。
その滞りは毒素や未消化な悪感情によるものであり、「氣」の出入口であるお臍の中心点が活性化されて開放され、内臓が解毒されれば、心も身体も元気で心地よく過ごせるとされています。
チネイザンの効果
身体への効果
- 便秘
- 免疫システムを強くする
- 背中や足の痛み
- 筋肉の緊張緩和:背中や足の痛み、肩こり、腰痛
- 生理の不具合:生理痛、生理不順、更年期など
- 血液・リンパの循環アップ:浮腫み、冷え
- 内臓の解毒・強化:体重を軽減
- 呼吸改善
こころへの効果
施術中・後に感情の解放が起こり、泣いたり怒ったりと感情の起伏が高まることがあります。これこそが最も大切なこと。出てきた感情を存分に味わい、気づき、昇華させることにより、心の詰まりが解消されるでしょう。
お腹の凝りや痛みの言い分に耳を傾け 未消化の想いやトラウマを昇華させる過程で、思考や言葉を必要としないことが大きな特長のひとつです。
腸セラピー、腸もみとチネイザンの違い
大きく違うことは、その触れる範囲にあります。腸セラピーや腸もみでは大腸・小腸に、チネイザンでは内臓全体に触れます。
また、肉体的に期待できる効果としてはおおよそ同じものですが、決定的な違いとしてチネイザンは感情に働きかけてくれることです。
これはチネイザンが中国の陰陽五行思想をベースにしていることによります。
陰陽五行思想では自然界のすべてのもの、肉体、感情、感覚、出現する症状などがそれらの性質によって陰陽の2つ、また五行の5つに分類されています。
昨今では心と身体がつながっていることが常識的になってきましたが、この陰陽五行思想では「すでにそこにあるもの」として考えられています。
そしてその感情は腹で受け取り、内臓で消化されるため、未消化なまま残っていると滞りができ、周りの神経や血管、筋肉などを巻き込んでしこりを作り、おなか全体がかたくなってくるという仕組み。
ストレスがたまっている時、もんもんとしている時、おなかに触れてみるとかたくなっていることがほとんどです。
というか、あまり柔らかい人に会ったことがありません 笑
そのこちこちのおなかをふんわりつきたてのお餅のようにやわらかくすると、滞っていた感情も解放されているというわけです。
施術の注意点
- 施術前日の夜は消化の良いものを摂取し、飲酒は避けてください
- 施術当日のお食事はセッションの少なくとも2時間前までに済ませてください
- 施術後は好転反応として倦怠感、頭痛、吐き気、嘔吐が起こることがあります
- 施術後は辛いもの、酸っぱい物、消化に悪い物、飲酒を避けてください
- 女性では不正出血、生理周期の変化、出血量の増加が起こることがあります
なぜおなかが大切なのか?
チネイザンでは「氣」のコントロールセンターであるおなかを中心にマッサージを行います。
ところで、なぜおなかなのか?それは……
・命の根源:お母さんとおへそでつながり栄養分、酸素、エネルギーのやり取りをしていた
・おへそは氣の出入口であり、内臓は天と大地の接続点である
・全身の筋肉が関連しているから
そしてもうひとつ。
食べ物は口から入り 食道→胃→十二指腸→小腸→大腸を経て肛門から出ていきます。
感情はおなかで感じ 各臓器で消化されてエネルギーとして全身を循環します。その感情を上手に消化できずにいるとその感情を司る内臓に毒素として蓄積され、働きが弱まり体調不良として身体に現れます。
食べ物が詰まれば便秘、感情が詰ってもこころの便秘を引き起こすのです。だから内臓の気持ちに寄り添ってケアしてあげる必要があります。
わたしがチネイザンをおすすめする理由
チネイザンに救われたから
わたしは病院勤務時代、とてもストレスを感じていました。25歳の時には心療内科を受診しドクターストップを受けて長期間仕事を休むことになりました。
その後たくさんの経験をするうちに「感情を解放する」というキーワードが降ってきて、このチネイザンという施術に出会いました。
施術を受けると とてつもない解放感を感じることができたのです。愚痴を言う何倍も何十倍ものすっきり感。当然罪悪感もありませんので芯から解放された感覚なのです。
これまでくよくよと悩んでいたこと、何よりもすべてを人のせい、物のせいにしてきたわたしの人生を好転させることができ、本当に望む人生を選択する勇気を得ることができました。
気に食わないことがあるとゴミ箱を蹴飛ばし、トイレにこもって悔し泣きをし、「あの人怖い」と恐れられていたわたしが、今ボディワーカーとしての毎日を愉しく過ごしているわけです。
不平不満があるということは一生懸命に生きようとしている証拠です。魂の使命と現実とにギャップがあるからこそ、その物足りなさが生じてくるのです。
自分次第で人生は何とでもなる。その勇気を後押ししてれるのは自分の心身をクリアにすること。そうすると魂の使命に気づくことができます。チネイザンはそこに大きく貢献してくれます。
感情を解放する
誰かに相談する、愚痴を言う、といった方法は思考を使っているので 様々なフィルターがかかります。きちんとした自分でいなければならない、弱音を吐いてはいけない、悪口を言うわたしの人間性って……。
他にも過去のトラウマだったり、プライドだったり、本音を出しきれない要因はたくさんあります。
そんな状態で思考を介して言葉として口から出すという行為では到底解決することはできません。心療内科や心理ンセリングに行ったとしても、そのフィルターがある限り解決することは難しいでしょう。
先ほども言ったように わたしたちが感じて未解決・未消化となった感情は内臓に蓄積されます。なのでしゃべってもしゃべってもこころが消化不良を起こしている場合は内臓に直接働きかけてあげることが大切です。
言葉を使わず、過去の嫌だった記憶を思い出すこともなく、その滞りを取ってあげることによって未消化の感情を法することができることこそ、チネイザンの強みでもあります。
もちろんその感情を思い出し その時の記憶に折り合いをつけることが最善の解決策ではあります。
そういった場合には、身体いっぱいでその感情を感じまくって、泣いて怒ってわめいて、十分に満喫してやり切ってあげることで昇華させることができます。
そうして初めて、魂の使命に基づいた豊かな人生を送ることができるのです。
こんな人におすすめ
わたし自身が経験してきたからこそ、自信を持ってチネイザンをおすすめします。
こころへの働きかけという観点からは こんな方におすすめします。
- 自分の人生の行く先に悩んでいる
- 自分の人生を何とかしたいと思っている
- ストレスが溜まって仕方がない
- こころが楽になりたい
- とにかくすっきりしたい
- 頭を使わずに楽になりたい
身体への効果は上記をご参照ください。