『子宮って実はすごいところ』
私たちの身体はたくさんの臓器によって作られています。そのどれもがかけがえのない存在です。
中でも子宮という臓器の大きな役割は胎児を育むお部屋となることです。
卵巣から飛び出た卵子ちゃんと、膣を介してやってきた精子くんが無地に結びつき、この受精卵さんが子宮のベッドに根付くことができると妊娠成立となります。
子宮はそこから出産まで受精卵から胎児となり、お母さんの身体の外に出るまでの間に元の重さの20倍、大きさは100倍以上にもなります。
出産後はホルモンの働きによって元の大きさにまで戻り約6週間後には元の位置に戻ってきます。
子宮の変化ってとってもダイナミックで神秘的だなぁと思います。
子宮はいのちを宿し、育み、産み出すところ。
私たちは誰一人違うことなく、この過程を経て今ここに在るという訳です。
たくさんある臓器のうちの1つではあるけれど、やはり生物としての営みという点では画一した臓器であることを否定する理由は見つからないのではないでしょうか。
『月経痛、肩こり、腰痛。。。子宮から始まる症状のあれこれ』
タイ伝統医学では子宮の位置が下がっていたり左右にずれていたりすることで様々な症状・・・・・・たとえば生理痛、PMSといった婦人特有疾患はもちろん、肩こり、偏頭痛、腰痛、足の痺れ、冷えといった症状が出てくると言われています。
子宮のみならず内臓の位置を整えることは内臓そのものの働きを回復させる方法の一つでもあり、身体の中心でもある子宮の位置を整えることで身体のみならず心のバランスが取りやすくなると言われています。
また子宮はおなかで受け取った感情のうち、特に抑え込んでいた感情や我慢が蓄積されていく臓器だとも言われています。
抑圧するということは感情を素直に表現できないということ、自分ではない自分を生きているということ。心地の良い生き方ではないし、決して幸せではありませんよね。
この部分に着目しケアするということはこれらの感情を開放するということに他なりません。
開放するということは本来あるべき姿に戻るということ、そのポテンシャルを思う存分発揮できるということです。
昨今流行っている「自分らしい」とか、「本来の自分」とか、「自分を大切にする」なんてことについて、こう言った視点から捉えてみると、子宮ケアという概念も少し違ったものになるかもしれませんね。
『女性らしさって何?』
まぁぶっちゃけ、どーでもいいって思うんですが 笑
ここでは、チネイザンのベースでもある中国道教の陰陽五行を使って考えてみたいと思います。
陰陽という概念でいうと、男性は陽、女性は陰です。
電池や電気で考えるとわかるように、陽と陰は常に引き合いながらバランスをとりながら存在しています。
ちょっと踏み込んでいうと、陽は陰に引きつけられ、陰は陽を求めるのだそうです。つまり、女性が陰であるから、その陰の度合いの如何んで陽の引かれ具合が変わってくるという訳です。
ということは、世間一般で言うところの「女性らしさ」とは「陰っぷりの如何」と言ってもいいのではないでしょうか。
では改めて『陰』とはなんぞや??
愛されたいと思う欲求=受け止める力。愛したいのではなく愛されたい。
外のものを受け入れる、受容する、観察し、許容し、適応する性質。
ゆっくり、大きい、やわらかい、感情、印象、感覚。
はてさて、ぴんっ!とくるワードやイメージ、またはドキッとしたこと、どれくらいあったでしょうか?
媚びるとか、色っぽさをゴリ押しするとか、際どい洋服を着るとか、外側を見繕って作り上げるものではないのですよね。
陰=引き寄せる力はあくまでも内側からダダ漏れてくるもの。
実はこれも仕組みを理解してしっかりとケアすることで艶っつやとなる土台が完成するのです。
『とはいえめんどくさい・・・?』
はい、分かります。私もしっかりと向き合えるようになるまでに1年半ほどを要しました。毎日のケアとなるとハードルが高いし、そもそも何をどうやっていいのかわからない。
であれば、です。やっている人、知っている人に聞いてみるしかない。やった方がいいのはわかっているのであれば、なんとかしてやってみるといい。
私は抵抗しながらも喰らい付いて行きました。嫉妬や悔しさや絶望感を抱きながら、それでも現実が変わると信じて常に頭の片隅にそのことを置いたまま毎日を過ごしました。
そしてふとしたきっかけ・・・今では何だったかも思い出せないほどの僅かなきっかけから自分自身と向き合うことを始めました。
途中はものすごーく省略しますが、結果的にこうやってみなさまにお伝えしたいことが溢れ出てくるような素晴らしい体験をしました。
もちろん現在進行中です。一つクリアすれば次のステージが現れる、そうやってどんどんと邁進中です。
そんな中でとても良い方法にたどり着きました。
いきなり子宮にアプローチするのはハードルが高いのです。だからおなかから行くのです。子宮はおへその少し下にあります。おなかの上からそこに触れてあげるのです。
その時、ちょっとしたコツを加えてあげることで、ただ触れるのではなく心の奥底に届くような触れ方をしてあげることができるのです。
おなかに触れ子宮さんと仲良くなって、あなたが「今だ!」と思うタイミングがきたら、思う存分触れてあげるといいのです。
『一歩を踏み出せない、その理由を取り去ってあげる』
そしてもう一つ。これまでは子宮へのセルフケアとしてお伝えしてきましたが、施術として提供することができるようになりました。
おなかへのアプローチは従来通り、「チネイザン」という手技でお届けすることができます。
チネイザンはおなかに溜まった負の感情・否定的な思い・トラウマと呼ばれるものを解放する手助けとなります。まずはあなた自身に向き合うのが怖い・躊躇してしまうと言った原因を開放してあげると進みやすくなります。
そして子宮へのアプローチとして「子宮調整ケア」という、冒頭でお伝えしたPi Jem先生から伝授された手技をお届けすることができます。
セルフケアというとご自身でご自身に触れるという感覚が強いですが、ご自身の意思を持って人に触れてもらうというのも十分にセルフケアの一環となります。
また人に触れてもらうということは、ご自身の手が届かないところに触れられる、届かない圧をかけることができる、ご自身では気づかないことを促すことができる、そして何より自力を使わないことによって全ての力を手放し、リラックスすることができるのです。
ご自身でご自身を愛で慈しむ。そして他人を鏡としてもっと深くご自身を知ることができる。この組み合わせは最強です。隙がありません。
昨年は私たちの思考の範囲を超越した出来事が起こり、いつ収束するのかも解らない中で私たちが間違いなくできることといえば、何が起きても動じない心や身体を、私たち自身が自分の意思を持って、責任を持って、主体的に作っていくことです。
例えこの事態が終息したとしても、いつ何時何が起こるかは誰にも予想ができません。
でも私たちが生きているということの根っこが私たち自身に、両親に、自然にすでにつながっているのだということを思い出せば、少なくとも根拠のない恐怖に踊らされることはなくなります。
こんなご時世な今だからこそ、あなたのことをもっと大切にしてみませんか?
『ちゃんと向き合いたい!そんなあなたへのご提案です』
今年こそは何とかしたい!という願いを何としても実現させていただきたい!体質を改善したい、ダイエットしたい、もっと女性らしくなりたい。目的や目標は何だって構いません。
今あるところからもう一歩次のステージへと進んでみませんか?
ご自身と向き合い、なりたい自分へと意識を向けることで実は既にその第一歩を踏み出せているのです。あとはその環境を整えることだけです。
ということでやれば必ず現実が動きます。
ご自身を愛でる時間を、ご自身に捧げてみてください。本講座がそのきっかけとなればこれ以上嬉しいことはありません。